林田バスのおしゃかさま６号車

解体屋の奥の方に置かれていたため撮影が困難だったが、なんとか遠目に見た感じではふそうのB8系ではないかと推測する。中扉ぶち抜き改造車で、「鹿２２か２００番台後半」か、「鹿２２か４００番台前半」位の車だと思う。

三菱ふそう B805L/呉羽 1970頃　開聞町十町 2000.6【撤去済み】

佐多の港になぜか林田バスの廃車体である。それも、路線仕様車というのがいい。車内にはテーブルが置かれ、ウーロン茶の缶とミカンがきれいに並べられていた。今日は、ここで大漁のお祝だろうか？

いすゞ ジャーニーL K-BE22CH/川重 1982　佐多町伊座敷漁港 2000.3【撤去済み】

いすゞジャーニーＬ。閑散路線用に一時期マイクロバスを投入したことがあったが、路線が限定されて汎用性がないことや、特に朝のラッシュ時に対応しきれずに短命に終わった。この車は旧湯之元営業所に配置され、日置・川上等のローカルに使われていた。

最後に残った１台がつい最近まで小鹿野線（路線廃止）のスクール輸送と、隼人駅前～工業技術センター前間の定期バスに使われていたが、98年頃に廃車となり、新しいジャーニーに代わった。

いすゞ ジャーニーL K-BE22CH/川重 1982　串木野市西塩田町 2000.4【撤去済み】

もと「鹿22か・６６０」セミデッカーのMSもおしゃかになる時が来た。全面を水色に塗られているが、正面の「まるりん」で、元林田バスであることは一目瞭然。アメリカ窓の上級仕様車だ。ホイールの切り込みなど、特徴を丹念に比較して、車両を特定した。

三菱ふそう MS512N/三菱 1976　加治木町小山田 2001.2

長い間がんばってきた日野RCもやっとお役御免となる時が来た。まだ現役の車も数台あるようだが、廃車までは時間の問題だろう。

この車はもと「鹿22か・９００」。千年団地線に新車投入後、10年強で川内地区に転属。市比野車庫駐在車として高校生輸送やローカルに晩年をすごした。

方向幕横に本来あるはずの車幅灯（？）は、腐食したのか撤去され、テープで穴埋めされた上に塗装されている。

日野 RC301/日野 1979　川内営業所 2000.8【撤去済み】

元「鹿22か・６７１」。横っ腹に林田マークがついているのが見えるが、これはかなり古い証拠。昭和５２年頃まではつけていた。

霧島林田温泉の駐車場の片隅に、ずっと置かれたままになっていて、どういう用途なのは分からなかった。

三菱ふそう MS512N/三菱 1976　霧島いわさきホテル 2004.8

このページのTOPへ