林田バスのおしゃかさま１号車

私有地内にあり、また近くまで行けないため詳細は不明。この写真から判断するに、窓の下のR、固定窓下の雨樋いから西工ボディ。リアの非常口ということから、センターアンダーフロアーエンジンで、日野BD系。実際どういう使われ方をしていたのか不明。

日野 BD15/西工 1961　鹿児島市下福元町 1994.1【撤去済み】

同じ場所に3台のおしゃかさまがあった。車内の銘板を見ると「三菱日本重工業株式会社川崎自動車製作所」とあった。前面には「急行」の表示が出たままになっている。霧島線などで使われたのだろうか？

三菱ふそう MAR470/三菱 1961頃　栗野町幸田 1993.9【撤去済み】

現存する林田バスのおしゃかさまの中では、最も古いものと思われる。現役当時のナンバーは「鹿２あ６００４」。リアの２分割窓最終期の車両と思われる。トップドアでエアサスだが、車内はワンマン機器が装備されている。路線用だったのだろう。

車内はシートモケットにシートカバー、後部の方向幕まで残っており、現役当時の姿を偲ぶことができる。

6000～6009の10台が同型式で在籍していたようだ。

三菱ふそう MAR470/呉羽 1963　川内市船間島 2001.2【撤去済み】

こんな痛々しいおしゃかさまは他にないかもしれない。ボディーのあちこちを切り刻まれ、物置として使われた最期の姿。

日野 RB10/西工 1963　栗野町幸田 1993.9【撤去済み】

後方が３枚窓になっているたいへん貴重なキャブオーバーのおしゃか。中央の窓は非常口ではない。残念ながら車庫もろとも撤去済みである。現在の皆房上バス停近くに昔は花野団地の終点車庫があった。

いすゞ BF30/川崎 1967　鹿児島市皆与志町【撤去済み】　写真提供：A.Morikawa

私は、小学生の頃からバス通学。１日１回だけやってくるこの型のバスは当時でも最古参。毎日１５時１２分小学校前発の便はいつもこの型。学校が早く終わってもこのバスに乗りたくて図書館で時間をつぶしたものだ。そんな小学１年生は変？

日野 RB10/西工 1963　坊津町今岳 1992.8【撤去済み】