廃車体（おしゃかさま）訪問、撮影に関する指針
BUS FORUM 鹿児島内でのおしゃかさまの定義
自動車のうち、登録を抹消されたか、それと同様の状態であって、人を輸送することをやめたか、あるいは半永久的に輸送しないことが想定されるもののうち解体される以前の車体。
当サイトでは、このうちバスのみを取り扱います。
・訪問、撮影時の注意事項
廃車体（以下「おしゃかさま」といいます）の所有者及び管理者（以下「所有者等」といいます。）のほとんどは個人です。プライバシーの侵害や、財産権の侵害にならないよう、訪問、撮影や、情報の取扱いには細心の注意を払う必要があります。
おしゃかさまを見つけたら、まず周囲の状況を確認しましょう。立ち入りを禁止された場所であれば、立ち入ることはできません。また、崖地や高所などへの無理な立ち入りはたいへん危険です。あきらめて引き上げる勇気も必要です。
おしゃかさまは、そのほとんどが容易に所有者等を特定できません。立ち入りを禁止された場所、あるいはロープや門扉、ブロック塀等により一般の人の立ち入りが制限されている場所へは立ち入らないようにしましょう。
写真撮影は、撮影する場所の安全を確認し、立ち入り禁止の場所がある場合はその外側から、通行人が見ることのできる範囲で撮影しましょう。幸運にも、おしゃかさまのすぐ近くまで寄って行ける場合には、その特徴が分かるよう、前方だけでなく、後方や側面の写真も撮っておきましょう。型式や、状態を判断する上でたいへん重要な資料となるばかりでなく、記録としても貴重なものとなるでしょう。
基本的に車内への立ち入りは、所有者等に訪問、撮影の許可を得た場合のみとしましょう。外部からの目視については施錠や縄張り、張り紙等立ち入り拒否の意思表示がなく、容易に立ち入りが可能な場合であって、危険がない場合に限って、状態の観察と、メーカープレート等の確認のためだけに限定しましょう。いずれの場合も、現状の保存を前提とし、備品等の持ち出しは決して行ってはいけません。
撮影した写真や入手し得た情報のインターネットなどで公開する場合は、所有者等から何らかの「意向」や「指示」をうけた場合はそれに従いましょう。
またトラブルが生じた場合は責任をもって対処する必要があります。