鹿児島交通万世線廃線跡写真館

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　加世田駅から出ていた万世支線は、2.5kmのミニ路線。途中1か所短いトンネルがあったが、現在は切通しに変わっている。全線にわたって歩くことが可能なうえ、手ごろな距離なので、廃線跡探訪にはもってこい？かもしれない。

　万世線：加世田～薩摩万世（昭和37年1月15日廃止）

加世田駅構内の伊作方から、何の未練もなく（笑）いきなり分岐する。撮影のこの日は古いまくら木が写真のように積み上げてあった。手前が加世田駅。 旧加世田駅	加世田を出てゆるく左にカーブ。90度以上向きを変えて、一路万世に向かう。向こうが加世田駅。 2001.1.29 加世田市地頭所
踏切の跡。廃止後40年を経た今でも枕木の柵？は残っていて、気を付けていれば線路跡とすぐわかる。線路は、益山の坂を万世に向けて登っていく。築堤が今も残る。 2001.1.29 加世田市地頭所	万世駅へ入る直前。線路跡は、まだ所有権が移っていないらしく、並行する道路の舗装も中途半端。鹿児島交通の廃線跡は、各地でこのような形態になっている。 2001.1.29 加世田市大崎
向こうのヤブの中から列車が駅に進入してくる姿が想像できないだろうか。とても立派なホームが現在も残っている。 　構内は草が払われ、よく管理されている。 2001.1.29 旧万世駅構内	こちらは貨物ホームだろうか。奥に見えるガードレールは県道のものだが、そこに唐仁塚川が流れている。川幅は小さいながらこれを越えることなく、鉄道は終点になったものと思われる。万世の商店街は、この川を渡ってもう少し先に行かなければならない。 2001.1.29 旧万世駅構内
今も残る「駅前旅館」。2件とも、立派に生き残っているのには驚きさえ覚える。駅前には10年ほど前まで「万世駅前」というバス停があったが、その後「大崎一区」と改称され、現在はバスの走行ルートが変更されて、バス停は廃止された。 2001.1.29 旧万世駅前

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