林田バスのトマソン　２号車

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　「トマソン」がどういうものか、あえて解説する必要はないと思う。写真を見ていただければそれが全て。もし興味がある方は、赤瀬川源平著「トマソン大図鑑」を読むか、あるいは、検索エンジンで「トマソン」を入力してみよう。
　ここで、紹介するものは、純粋な「トマソン」ではない。亜種だと思う。楽しんでもらえればそれでいいと思う。

	今日の仕事 　これは往復じゃないんですか？ 　君、見たまえ、きちんと矢印が右向きじゃないか。 　あちこち行くんですね。 　いちいち替えるのたいへんなんだ。
	今日の仕事 　さっきのダイヤが変わったんだね。 　そうだよ、段からは回送で帰るんだ。 　お客さんは乗れないんだよね。 　そうだね、回送だからね。
	活用 　どこからきたんだろう？ 　市比野までは歩いてきたんだよ。だってほら、「比」の字が歩いてる。 　山崎と宮だけが活字だね。 　矢印もだろう？
	活用 　これは、かなり高度ですよ。 　入来から走るようにしたんだね。 　矢印も塗ったんです。
	活用 　これは、前の窓に置いてありました。 　小さくて読めませんね。 　「花野団地様」じゃいけなかったんだろうね。 　「千年団地様」にも乗っていただかないと。 　みんな大事なお客様だからね。
	行き先 　「花野光ヶ丘・中央」行きですね。 　中央ってどこだろう？ 　だから、中央なんですよ。
	行き先 　「花野団地中央」行きですね。 　遠回りだけどね・・・。 　「加治木・自衛隊」を通るんだ。 　きっと国分を通って日当山を通って隼人から・・・
	行き先 　「塚谷・丸岡」行きですね。 　でもちょっとずれてるみたい。 　下が見えないようにしてあるんだ。 　この836はくせ者なのかも。 　伊敷営業所の車なのに鹿児島営業所の手伝いなんかするから。 　親切なんでしょう？　横の幕までずれてるじゃない。

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